天地明撮☆彡

〜かんじんなことは、目に見えないんだよ。心で見なくちゃ〜

京都の綾部市で星空を撮ってきました

ブログに戻ってきて、初めての天文の投稿です。 前に書いていた時は、まだ天体望遠鏡も、天体写真用のカメラも持ってなくて、ちょっと口径の大きい双眼鏡を買ったところで、終わってたみたい。 ツイッター時代、天体写真の先輩諸氏にいろいろ教えてもらって…

蛇遣い座 球状星団M10・M12・M14

蛇遣い座あたりから天の川銀河にかけて、次第に球状星団の数が増えていきますが、蛇遣い座には、7つのメシエ番号のついた球状星団があります。 ただ、うちの庭からはちょうど蛇遣い座の胴体付近のM10・M12・M14が視界に入るのみで、M10より南のものはビ…

琴座 惑星状星雲M57と複連星

七夕(たなばた) 今日は新暦の七夕ですが、ここ京都はあいにくの雨。でも、コロナ禍で各地の七夕まつりは自粛でしょうね。 もともと、新暦7月7日は、まだ梅雨前線の影響が残っていることが多いですし、今年はたまたま新月に近いですが、月が明るいと、地…

京都花山天文台の将来を考える会

京大花山天文台は、京都東山に建てられた、日本で2番目に古い天文台です。 ご存知の方も多いと思いますが、京大 岡山天文台の設立を機に、花山天文台は廃止されるということで、その存続を求める声が次第に高まっています。 それで、今、京大関係者をはじめ…

ヘルクレス座 球状星団M13

この週末は梅雨の中休みで、久しぶりに星空が見られました。この水曜日が皆既月食だったので、惜しかったですね。 6歳の娘に、月食の解説動画を見せてやると、「月が地球の影に入る」というのは何となく分かったようです。影踏みが好きなので(笑)。国立天…

どうして季節によって天の川銀河の見え方が変わるのか

今年は記録的に梅雨入りが早かったので、なかなか星空が見られませんね。 こういう時は、何かお勉強してみようと思い、考えてみたのですが、そういえば一度ゆっくり考えてみたいと思っていたことがありました。 立ち上がる天の川(Wikipedia) それは、天の…

蛇座 球状星団M5

最近、気のせいかお天気に恵まれて、星空を見る機会が多いような。 今日も、良く晴れて、上層の薄雲もあまりないので、前回の続きで、牛飼い座から冠座(かんむり座)、蛇座(へび座)と巡ってみました。放射冷却のせいか、ちょっと外に出ていると、寒いです…

初めての双眼鏡で星空観察(牛飼い座 M3と 髪座 Mel.111)

とりあえず手軽に星空に親しめたら、と思って、よい本を探していたら、「双眼鏡で星空ウォッチング」(白尾元理、丸善出版)という本が見つかったので、購入してみました。 パラパラと読んでみた感じでは、思っていたとおりの本で、大変良かったです。アマゾ…

星の記憶

歳をとると、少年の頃のいろいろな記憶が走馬燈のように巡って、郷愁に駆られます。 私の場合は、宇宙に思いを馳せて、将来は天文台で働くんだと夢を膨らませた、天文少年だった頃の記憶ですね。 分からないなりに、ブルーバックスで相対線理論や素粒子論に…